CSV共通 実務ガイド
ヘッダーありCSVとヘッダーなしCSVの違い
ヘッダーの有無は好みで決めず、配送サービスの公式レイアウトとCSVの1行目を照合します。
発生する状況
CSVの1行目を項目名として読むか、1行目から出荷データとして読むかは、CSV全体に共通する決まりではありません。配送サービスの公式レイアウトごとに異なります。
Webゆうパックプリントの標準フォーマットは見出しなし72項目、B2クラウド基本レイアウトは公式見出し付き95項目という、逆の前提を持ちます。片方のCSVへもう片方のヘッダー運用を流用すると、列数またはヘッダー診断で止まります。
代表的なエラーと切り分け
「ヘッダーがない」「見出し行を確認できない」「項目数が不一致」と表示されたら、まず1行目が実データか項目名かを確認します。行の文字が多いだけではヘッダーと断定しません。
B2クラウドは95列でも公式の見出し名・順序が一致しなければ対象形式と確定できません。Webゆうパックプリントは72列でも項目名の行が先頭にあると標準フォーマットの前提と食い違います。
CSV一般のRFC説明にヘッダーが登場しても、配送会社の取込設定を上書きするものではありません。公式エクスポート設定を優先してください。
ヘッダー運用の合成比較
実際の顧客データではない、説明用の合成例です。
修正前
Webゆうパックプリント
1行目: 商品,SAMPLE,…
2行目: 1,SYNTHETIC,…修正後
Webゆうパックプリント
1行目: 1,SYNTHETIC,…(72項目)
B2クラウド
1行目: 公式見出し,…
2行目: SAMPLE-001,…(95項目)- 変更した項目
- 形式ごとに公式の1行目の扱いを合わせたことです。
- 変更していない項目
- 値、行順、列位置。省略部分は説明用の合成表現です。
一部の列名だけを追加・削除する自動変換を示す例ではありません。
Excelで起きる原因
Excelで分かりやすくするため1行目へ列名を手入力すると、保存したCSVではその行もデータの1行になります。逆に、公式テンプレートの見出しを削除するとB2クラウドの列位置を確認できなくなります。
Excelのテーブル機能、フィルター、非表示列は画面上の表を読みやすくしますが、CSVの1行目・列順の契約を自動で配送会社へ伝えるものではありません。保存後のCSVをテキストまたはCSV取込で再確認してください。
自動で修正してよい範囲
Webゆうパックプリントでは、公式72項目名が全列・正しい順序で一致する見出し行だけを削除候補にできます。B2クラウドでは見出しの追加は取込解釈を変えるため、自動追加しません。
独自に作った見出し、似た名前、列順が違う見出し、実データに見える1行は推測で削除・追加しません。形式を72列または95列へそろえるだけの変換も行いません。
人が確認する範囲
元CSVを複製し、1行目を文字列として確認する。公式資料の項目名と同じか、実データかを作成元の設定と照合する。
Webゆうパックプリントは見出しなし72項目、B2クラウドは公式見出し付き95項目という対象形式を先に選ぶ。住所録や品名データを混ぜない。
保存後のCSVを再読込し、行数、列数、列順、引用符、末尾空欄の変化を確認する。判断できない行は削除しない。
送り状CSVドクターで確認できること
検査画面では選択した形式に対して、検出した列数とヘッダーの有無・一致状態を別に表示します。B2クラウドで公式見出しがない、または日本郵便で見出しがある場合は、関連ガイドへ戻せます。
ヘッダー名やセル値を外部へ送らず、認識済みの構造状態だけを画面内で案内します。別レイアウトを推測して変換する機能はありません。
公式資料と関連ルール
公式資料のURLと名称は、公開されている資料台帳から案内しています。資料の全文や公式CSVそのものは再配布していません。
- 日本郵便 Webゆうパックプリント CSV形式の公式手順(公式サイトで新しいタブに開きます)
- ヤマト運輸 B2クラウド 基本レイアウトの公式項目表(公式サイトで新しいタブに開きます)
- RFC 4180: Common Format and MIME Type for Comma-Separated Values (CSV) Files(公式サイトで新しいタブに開きます)
- 公式資料の最終確認日
- 2026-07-23
- 対象形式
- 日本郵便 Webゆうパックプリント標準72項目CSV/ヤマト運輸 B2クラウド基本レイアウト95項目CSVに共通する確認
手元のCSVを確認する前に
ヘッダーありCSVとヘッダーなしCSVの違いの対象形式に合うCSVは、対応範囲を確認してからブラウザ内の検査画面へ進めます。候補は内容を見てから選択してください。