ヤマト運輸 B2クラウド 実務ガイド
B2クラウドの日付・数字・コード形式を取込前に確認する方法
123と123、実在する日付、公式コードの幅を別々に確認し、意図を推測する一括変換を避けます。
3種類の形式エラーを分ける
B2クラウドの取込前に、数字・日付・コードをまとめて「半角にする」と考えると、意味の違う値まで変えてしまいます。数字専用項目の`123`、日付項目の`2030-01-02`、コード項目の`2`は、それぞれ別のルールと安全修正条件で確認します。
このガイドの対象は、公式XLSテンプレートと同じ95項目CSVです。形式を整えても、出荷できる日付か、契約上のサービスが使えるか、コードに対応するマスタが存在するかまでは分かりません。文字の幅・並び・許可値と、業務上の選択を切り離して確認します。
最初に確認する項目
- 日付
- 5番目の出荷予定日と6番目のお届け予定日。YYYY/MM/DDの並びと暦の存在を確認します。
- 数字
- 半角数字指定の列を位置で確認します。電話番号枝番など、符号や文字を含まない項目が対象です。
- コード
- 送り状種類やクール区分など、項目ごとに公式許可値が違う1文字コードを確認します。
- データの出所
- Excelの表示形式か、元データの文字列か、作成元の設定で変換された値かを分けます。
全角数字と半角数字
`123`は全角数字(U+FF10〜U+FF19)、`123`はASCIIの半角数字です。見た目の数値が同じでも文字コードが異なります。現在の全角数字修正は、対象の値全体がASCII数字・全角数字・すでに許可されたASCIIハイフンだけで構成され、少なくとも一つ全角数字がある場合に、対応するASCII数字へ置き換えます。
`12A`、`+12`、`12個`のように別の文字が混ざる場合は、A・符号・単位をどう扱うかが決まりません。識別コードや英数字欄の大文字・小文字を一括変換することもありません。半角数字へ変換できる位置か、変換後に長さ・範囲・関連条件を満たすかを確認します。
YYYY/MM/DDと実在する日付
日付の自動修正は、年月日の順序が明確で、カレンダー上に存在する日だけを扱います。`20300102`、`2030-01-02`、`2030.01.02`、全角数字を同じ形で表した入力は、年4桁・月2桁・日2桁として読める場合に`2030/01/02`へ整えられます。5番目の出荷予定日と6番目のお届け予定日が対象です。
`2026/13/40`は存在しないため変換しません。`07/08/2026`は年の位置や月日順が曖昧で、作成者の意図を推測できません。「最短日」のような項目固有の入力も、実日付へ変えるものではありません。日付の形式が合っていても、休日・発送可能期間・実際のお届け可否は別の確認です。
公式コードの幅と許可値
コードは項目によって使える値が違います。たとえば「クール区分」では公式に定められた1文字の値があり、合成例では全角の`2`を直接対応する半角`2`へ直す候補を確認しています。これは「2が冷蔵だから選ぶ」という判断ではなく、すでに入力されたコードの文字幅だけを整える処理です。
現在のコード修正は、1文字の全角数字または全角ラテン文字を、同じ項目の公式許可値にある直接の半角対応文字へ置き換える場合だけです。別のコードを選ぶ、空欄を埋める、配送時間帯・決済方法・温度区分を利用者の意図なしに決める、という変換はしません。大文字・小文字の変更も対象外です。
3つの合成例
次の例は、既存のヤマト運輸の合成データで確認している値の種類を分けた抜粋です。一つの複雑な行へ異なる問題を詰め込まず、どの項目だけが変わるかを示します。95項目の他のセルや行順は維持されます。
数字の合成例
実際の顧客データではない、説明用の合成例です。
修正前
修正前
半角数字指定の項目: 12修正後
修正後
半角数字指定の項目: 12- 変更した項目
- その項目の全角数字2文字を、対応する半角数字へ置き換えたことです。
- 変更していない項目
- 数字の値の意味、95項目の位置、他のセル、行順と行数です。
文字や符号が混ざらない、明確な全角数字だけの合成例です。
日付の合成例
実際の顧客データではない、説明用の合成例です。
修正前
修正前
出荷予定日: 2030-01-02修正後
修正後
出荷予定日: 2030/01/02- 変更した項目
- 日付の区切り表記だけです。年月日と暦日は変えていません。
- 変更していない項目
- 年・月・日の値、出荷予定日の列位置、他の日付・コード・金額セルです。
2030年1月2日という明確な合成日付です。発送可否や実際の配送予定を表す例ではありません。
コードの合成例
実際の顧客データではない、説明用の合成例です。
修正前
修正前
クール区分: 2修正後
修正後
クール区分: 2- 変更した項目
- 公式許可値に直接対応する、1文字の幅だけです。
- 変更していない項目
- コードの選択意図、項目位置、送り状種類、他のセルと行構造です。
コードの意味やサービス選択を推測する例ではありません。
Excel・テキスト編集での確認
- 元CSVをコピーし、作業用ファイルを別にします。
- Excelでは日付・コード・数字列を文字列として読み、表示形式が値を変えていないか確認します。
- 日付は年4桁、月日2桁、区切り、カレンダー上の存在を確認します。
- 数字は文字・符号・単位の混入を確認し、コードは項目ごとの公式許可値を照合します。
`07/08/2026`のような入力を、地域設定や表示順だけでYYYY/MM/DDへ直さないでください。`2026/13/40`も、スラッシュを消して8桁にするだけでは有効になりません。全角数字の一括置換やコード欄の一括置換を行うときは、対象列を限定し、保存後に95項目の構造と元の値を再確認します。
送り状CSVドクターでの確認
対象形式のCSVを選ぶと、ツールは日付、半角数字、コードを列位置ごとに診断します。修正候補には対象項目、修正前後、関連ルールが表示されるため、数字の幅だけを直すのか、日付の区切りを整えるのか、コードの幅だけを直すのかを分けて確認できます。
候補を選択して適用した後、再検証で新しいブロッキング診断がないことを確認します。ダウンロード前は取り消しで元へ戻せます。候補が出ない値を手作業で推測変換した場合も、元ファイルを残して別名保存し、もう一度この流れで確認してください。
自動修正・取り消し・判断しない範囲
自動修正できる条件
日付は明確なYYYYMMDD・YYYY-MM-DD・YYYY.MM.DD、または同じパターンの全角数字で、実在する日付の場合だけYYYY/MM/DDへ整えます。全角数字修正は対象のnumeric・postal-code・phone位置にある明確な数字幅だけ、コード修正は公式許可値へ直接対応する1文字だけです。いずれも選択適用、再検証、取り消しが前提です。
自動で判断しない条件とリスク
存在しない日付、順序が曖昧な日付、文字が混じる数字、許可値にないコード、コードの新規選択、配送時間帯・決済方法・温度区分の意図、範囲・相互依存・契約状態は判断しません。無理に書き換えると、形式だけ整って業務上の意味が変わる危険があります。住所・顧客コード・営業所コードの実在性も確認範囲外です。
金額のカンマも同じCSV内にある場合は金額欄の確認ガイドを、95列の構造が疑わしい場合は項目数不一致のガイドを先に確認します。対応外のファイルは対応形式一覧へ戻ってください。
公式資料と関連ルール
公式資料のURLと名称は、公開されている資料台帳から案内しています。資料の全文や公式CSVそのものは再配布していません。
- B2クラウド 送り状発行データレイアウト 入出力用(公式サイトで新しいタブに開きます)
- 外部データ取り込み基本レイアウト(公式サイトで新しいタブに開きます)
- FAQ 4193 — B2クラウドで外部データから送り状を発行する方法(公式サイトで新しいタブに開きます)
- 公式資料の最終確認日
- 2026-07-22
- 対象形式
- ヤマト運輸 B2クラウド/外部データから発行/基本レイアウト/公式XLSテンプレートと同じ見出しを含む95項目CSV
手元のCSVを確認する前に
B2クラウドの日付・数字・コード形式を取込前に確認する方法の対象形式に合うCSVは、対応範囲を確認してからブラウザ内の検査画面へ進めます。候補は内容を見てから選択してください。
対応するB2クラウド CSVをブラウザ内で確認する