日本郵便 実務ガイド
Webゆうパックプリントで「項目数が不一致」と表示される原因と確認方法
1行の列数を数えるだけで終わらせず、末尾の空欄・見出し・引用符を順番に切り分けます。
どんな状況で起きるか
Webゆうパックプリントの取込画面で「項目数が不一致」と表示されたときは、最初にファイル全体の見た目ではなく、各データ行をCSVとして解釈した後の項目数を確認します。対象は、Webゆうパックプリントの出荷予定データ・標準フォーマットです。
この形式は、空欄や現在使わない位置も含めて、1行に72項目を置く前提です。1行だけ71項目、別の行だけ73項目ということもあるため、先頭行だけ合っているかを見ると原因を見落とします。
まず確認すること
- 用途
- 出荷予定データ・標準フォーマットか。住所録データや品名データではないか。
- 行ごとの構造
- データ行をCSVとして読んだ結果が72項目か。単純なカンマの個数では判断しない。
- 行順
- 1行目から実データが始まっているか。項目名の行が混ざっていないか。
- 保存経路
- Excelなどで開いて再保存したか。元ファイルと再保存後を分けて比較できるか。
71項目・73項目になる代表原因
末尾の空欄項目が保存時に消える
最後の通知項目が空欄の行を表計算ソフトで保存すると、末尾の区切りだけが残らず、見た目では空行がないように見えることがあります。末尾の空欄と、途中にある空欄の位置は別物です。後ろの空欄を戻しても、途中の列ずれは直りません。
ヘッダー行がデータ行として混ざる
1行目に項目名を追加すると、標準フォーマットの「見出しなし」という前提と食い違います。72個の項目名がそろった行は、データ行ではなく見出し行と識別できますが、似た名前を手作業で付けた行は意味を推測できません。
再保存で引用や改行の構造が変わる
Excelのセル表示はCSVの引用状態をそのまま見せません。たとえば合成の備考値「配送メモ,午後」は、CSV上では引用符で囲めば1項目です。引用を壊すと2項目に分かれます。値に引用符や改行が含まれる場合も、CSVパーサーで行を確認する必要があります。
73項目の行は、余分な列の意味が不明なままです。最後の列を勝手に消すと、利用者が意図した値を失う可能性があるため、項目数を72にする目的だけで自動削除はしません。
合成CSVの修正前後
実際の顧客データではない、説明用の合成例です。
修正前
列番号,67,68,69,70,71,72
修正前,"","","","","",(欠落)修正後
列番号,67,68,69,70,71,72
修正後,"","","","","",""- 変更した項目
- 72番目の末尾空欄項目を1つ追加する構造だけです。
- 変更していない項目
- 既存の67項目、値、列順、行順は変更しません。郵便太郎や1000001のような既存値も書き換えません。
これは全72列ではなく、末尾の構造だけを抜粋した合成例です。
Excelまたはテキスト編集で直接確認する方法
- 元ファイルを複製し、確認用のファイルを別名で作ります。
- Excelでは「テキストまたはCSVから」で区切り文字と文字コードを指定し、列の位置を確認します。空欄の末尾は表示されないことがあるため、最後の値だけで72項目と決めません。
- テキストエディタでは、引用符を含む行をそのまま確認します。カンマの個数を目視で数えるのではなく、CSVとして解析できるツールで行ごとの項目数を見ます。
- 71項目なら最後の項目だけが欠けたのか、73項目ならどの列が余分なのかを、元データの作成元に確認します。分からないまま中間列を追加・削除しません。
表計算ソフトで上書き保存すると、先頭の0、引用符、改行、末尾の空欄が変わることがあります。直接修正した場合も、修正前ファイルを残してから再度読み込み、行数と列順を確認してください。
送り状CSVドクターで確認する方法
ホームで「日本郵便 Webゆうパックプリント」のプロファイルを選び、出荷予定データ・標準フォーマットのCSVをブラウザ内で確認します。診断は行単位で項目数と見出しの有無を表示し、ファイルを外部へ送信しません。
読み込み状態がlosslessで、構造が確定しているときだけ、選択可能な修正候補が表示されます。候補の修正前後と対象列を確認し、必要なものだけを選択して再検査します。ダウンロード前に取り消すこともできます。
自動で修正できる範囲と、修正しない範囲
自動修正できる範囲
現在の安全修正は、入力の解析がlosslessで、構造が確定し、選択確認ができる場合に限られます。項目数では、67〜71項目の行に対して末尾の空欄を72項目まで追加する候補があります。72個すべての項目名と位置が公式フィールド名に完全一致する見出し行だけは、行を取り除く候補になります。
自動で判断しない範囲
途中の列欠落、73項目の余分な列、壊れた引用符、意味が分からないヘッダーの補完は自動で推測しません。住所、氏名、電話番号、商品やサービスの選択も、この構造ガイドからは直しません。
次に郵便番号の形式も確認したい場合は、郵便番号のハイフンを確認するガイドへ進んでください。72項目と見出しの詳しい見分け方は、72項目とヘッダーのガイドで扱います。
公式資料と関連ルール
公式資料のURLと名称は、公開されている資料台帳から案内しています。資料の全文や公式CSVそのものは再配布していません。
- 公式資料の最終確認日
- 2026-07-22
- 対象形式
- Webゆうパックプリント/出荷予定データ・標準フォーマット(見出しなし72項目)
手元のCSVを確認する前に
Webゆうパックプリントで「項目数が不一致」と表示される原因と確認方法の対象形式に合うCSVは、対応範囲を確認してからブラウザ内の検査画面へ進めます。候補は内容を見てから選択してください。
対応するCSVをブラウザ内で確認する